通院のみでがん治療を進めることは可能です。
この場合は初期段階でなおかつ、担当医が化学療法のみで対処をすると判断を下したときに限られます。
たとえば初期の大腸・胃のがん治療の場合、1mm以下の腫瘍であれば検査の段階で摘出をなされます。
その後生検をおこなって悪性であることが判明したら、放射線を用いたがん治療へとステップを進めることになるわけです。
この放射線がん治療が通院スタイルをとっているところが大半で、週1回のサイクルで半年ほどの通院となります。
ただし、初期でも通院が不可能なのが血液のがんです。
白血病・多発性骨髄腫などはがん治療は全身に放射線を照射するので、治療中は免疫力が大幅に低下をするため入院となります。