がんはしばしば日本の国民病といわれることがありますが、何人に1人がかかっているかは気になるところです。
この疑問の答えとなる調査結果は、国立がん研究センターが公表している「一生のうちにがんと診断される確率」から考えることができます。
2018年の統計に基づいて計算された、一生のうちに日本人ががんと診断される確率は、男性が65.0%で女性は50.2%でした。
これが何人に1人の割合になるのかというと、男女ともに2人に1人になりますが、男性の場合は3人に2人といった方がより正確な表現になるでしょう。
このように、がんになる可能性は決して低くはないので、食事・運動・睡眠などを適度にとって健やかな生活をおくるようにし、がんにかからないグループに居続けられるように努めましょう。