40代に入ると生活習慣病やがんの種類が増えて来るのですが、40代のがんで罹患率が高いのは肺・胃・大腸の3つです。
40代のがんによる死亡率では、男性では肺・胃・大腸の順に高くなり女性の場合は胃・肺・大腸の順に高めになるといいます。
そのため、40代になった段階では胃カメラや大腸カメラなど内視鏡を使った健診を受けておくこと、肺はレントゲンなどを利用して早期発見を行うなどが大切です。
ちなみに、胃がんはヘリコバクターピロリ菌に感染している人が発症率が高い、肺がんは喫煙している人や過去に喫煙歴がある人などにリスクが高くなります。
なお、尿素呼気試験や採血で行う抗ピロリ菌抗体測定法、便検査で行う便中ピロリ菌抗原測定法などもあるので、これらの検査も併用することは胃がんの早期発見にも役立てることができます。