50代後半までは、サラリーマンやOLなどの人々は会社の中で実施する健康診断を受診しているので、がんの早期発見などに役立てることはできるのですが、60代になると健康診断を受診する機会も減って来るなどがんの予防をするためには健診を積極的に利用することが最大の防御といえましょう。
60代はがんの罹患率が上がる年代といわれているのですが、男性では前立腺がんが増える傾向があり、女性は胃や大腸など消化器系や肺がんなどが増える傾向があるといいます。
逆に乳がんや子宮がんは40代をピークに減少することからも、男性では前立腺がんの血液検査、女性では胃カメラや大腸カメラなどの消化器系の内視鏡検査を1年に1度の割で受けておくと安心に繋がります。